ai_math_runningのブログ

最近はAI関係の記事が多い予定です。一応G検定持ってる程度の知識はあります。

撮り鉄のマナー問題を他山の石としよう(ランナーのマナーについて)

今日はランニングでも、ちょっと違った事を書きます。
news.yahoo.co.jp
電車の写真を撮るのが趣味の方々、いわゆる「撮り鉄」のマナーが問題となっています。トラブルを起こすのは一部の方々だとは思いますが、でも、トラブル事例が後を絶たない事もあり、ネットでの反応も「またか」といった扱い。かなり厳しい意見も出ています。

こういったニュースが出るたび、思うんです。普通の撮り鉄の方々って、辛いだろうなって。同じ趣味ってだけで、まるで社会の害悪のように扱われてしまう。一部、悪目立ちする不届き者がいるために。

ランナーのマナーはどうか?

この話題を持ち出したのは、ランナーのマナーだって、褒められたものじゃないよって思うからです。ランナーって、公園や公道で走っている人が多いと思うんですが、そういった公園や公道って、別にランナーだけのためのものじゃ、ないんですよね。それを分かってないランナーって、結構、いるんじゃないかなって思うんです。散歩している人とか、親子で遊んでいる人に、そこのけそこのけといった感じで走っていませんか? お年寄りがゆっくり歩いているのを邪魔だなぁと思っていませんか? 犬の散歩に敵意を向けていませんか?でも、逆に向こうからすれば、ランナーを邪魔だなぁ、怖いなぁと思っているかもしれませんよ。

コロナ禍でランナーが

コロナ禍でランナーが嫌がられていたの、ご存じですか?みんなマスクして飛沫を飛ばさないように気を付けて歩いているのに、すぐ横を息をはぁはぁ切らしながら走って通り過ぎていった、感染したらどうするんだ、みたいな感じで。野外では必ずしもマスクは必要ではないのですが、コロナ禍の初期では野外でもマスクをするのが当たり前になっていて、マスクを外して息を切らして走っているランナーは本当に嫌がられていたんです。

代々木公園で

代々木公園はランナーが多く、たくさんのランニングクラブやチームが練習をしています。集団で速いペースで走っている事も多々あり、他のランナーからも怖かったりします。こういう事がありました。秋口のある週末、とある大学のユニフォームを着た激速のランナー集団が現れ、集団でペース走を始めました。それが普通のランナーからすればありえないくらいのスピードで。しかも、この集団がマナーが悪くて、ほんの少しの隙間をイン抜きしたり、ぶつかりそうなスレスレを抜いていったりしてきました。私はブラインドランナーの伴走をしていて、その日も伴走だったのですが、本当に怖かったです。というのも、普通の人は、危ないと思ったら自分で避ける事ができますが、ブラインドランナーは見えないので、伴走が指示しないと避ける事ができないんです。その分、避けるのがワンテンポ遅れるので、早め早めに指示を出す必要があるのですが、モノ凄いスピードで近づいてくるので指示が全然間に合わないのです。そういうランナーが次から次へとひっきりなしにやってくる。恐怖でしかなかったです。(恐らく箱根予選会前のペース走練習だったんでしょうが、何も一般ランナーや散歩の人で激混みの代々木公園でやらなくても良いのに、もしどうしてもここでやるなら、もう少し距離を置いて抜いていくように徹底すべきでしょうと思いました。大学名は伏せますが、箱根に出場する可能性はほぼない大学です。)

マナーの悪いランナーは3流だ

これは完全に私の持論ですが、いくら速いランナーでも、マナーの悪いランナーの事は尊敬できないです。とある速いランナーが自分の練習の邪魔になったランナーに怒鳴りつけてるのを目撃した事があって、邪魔なのはお互い様なのにって、軽蔑しましたよ。いくら速くても、台無しだと思うし、競技ランナーだったら、応援してもらえないと思います。それに、そんなマナーの悪いランナーは、ほぼ間違いなく無関係の一般の人にも不快感を与える言動をしていると思います。そういう人が増えてくると、一般の人のランナーへの印象がどんどん悪くなってしまいます。そう、ちょうど撮り鉄のようになってしまうと思うんです。だからこそ、ランナーの間で、一般の人に迷惑をかけないように気を付け合う事が必要なんじゃないかと思うんです。こういう撮り鉄のニュースを見た時に、自分達は大丈夫かな、と考える回路を持って、自分達を律していきませんか。


撮り鉄の件は、他山の石とすべきものだと思います。